肥満(ダイエット)

肥満(ダイエット)

肥満の原因と症状、
鍼灸で効果的にダイエット!

「運動や食事制限だけでは、なかなか痩せない…」
「代謝が落ちて、

お腹周りの脂肪が気になってきた…」
「健康的に、

リバウンドしにくい身体づくりをしたい…」

肥満は、単に美容上の問題だけでなく、様々な生活習慣病のリスクを高める健康課題です。この記事では、東洋医学の視点から肥満の原因を捉え、鍼灸治療がどのようにして体質改善をサポートし、健康的で痩せやすい身体づくりを目指すのか、ご家庭でできるセルフケアと合わせて詳しく解説します。

【目次】

  1. 肥満とは?~その原因と東洋医学の視点~
    • 肥満の基本的な原因
    • 注意すべき「病気としての肥満」
    • 鍼灸がアプローチする「美容上の肥満」
  2. 肥満(ダイエット)に対する鍼灸治療
  3. ご家庭でできる!お腹の脂肪に効く3分間マッサージ

1.肥満とは?
~その原因と東洋医学の視点~

肥満の基本的な原因

肥満の原因

肥満とは、身体に過剰な脂肪が蓄積した状態です。 皮下組織や乳房など、もともと脂肪が多い部分に蓄積される「皮下脂肪型肥満」と、心臓、血管、肝臓など、本来脂肪が少ない場所に蓄積される「内臓脂肪型肥満」があります。

太る原因の最も基本的なものは、消費カロリーに比べて摂取カロリーが多すぎるか、あるいは病気や代謝の低下によって消費カロリーが異常に減少するかの、どちらかです。

注意すべき「病気としての肥満」

医学的に問題となるのは、肥満が様々な病気のリスクを高める、あるいはその一症状として現れている場合です。

  • 肥満が関連する主な疾患
    • 動脈硬化、高血圧、糖尿病、心臓病
    • 痛風、胆石症
    • 変形性膝関節症、腰痛など

これらの疾患を伴う場合は、まず専門医による適切な治療が最優先となります。

鍼灸がアプローチする「美容上の肥満」

この記事で主に取り上げるのは、上記のような疾患を伴わず、健康的なダイエットや、美容上の問題として捉えられる肥満です。 一般的に、脂肪がつきやすいのは、あごから胸元、おへその下の腰回り、太もも、膝の後ろ側、足首などです。

鍼灸治療では、これらの場所に脂肪が溜まりにくいように、身体の内側からアプローチしていきます。

美肌

2.肥満(ダイエット)に対する鍼灸治療

鍼灸がダイエットをサポートする理由

  • 代謝の促進
    全身の気血の巡りを良くし、基礎代謝を高めることで、脂肪が燃焼しやすい身体づくりを目指します。
  • 消化器機能の調整
    胃腸の働きを整え、消化・吸収・排泄の機能を正常化します。便秘の改善も期待できます。
  • 自律神経のバランス調整
    ストレスによる過食などを防ぐため、自律神経のバランスを整え、心身をリラックスさせます。
  • ホルモンバランスの調整サポート
    ホルモンの乱れによる食欲の増進やむくみなどを、体質から改善していきます。

痩身・体質改善に効果が期待できる
主要なツボの例

肥満のタイプや体質に合わせて、以下のツボを中心に施術します。

胸部 「膻中だんちゅう
腹部 「巨闕こけつ」、「中脘ちゅうかん」、「天枢てんすう
   「陰交いんこう」、「関元かんげん」、「大巨だいこ
脇腹 「期門きもん
背中 「心兪しんゆ」、「腎兪じんゆ」、「大腸兪だいちょうゆ
足部 「足三里あしさんり」、「三陰交さんいんこう
手部 「合谷ごうこく

具体的な鍼灸治療法

肥満の改善には、局所的なアプローチだけでなく、全身のバランスを整える全身療法が有効です。

  1. まず、うつ伏せの状態で、背中から腰にかけて、上記のツボの中から体質に合わせて選び、刺激します。
  2. 次に、仰向けになっていただき、腹部のツボも同様に刺激します。
    • これらのツボ刺激によって、腰回りや腹部の脂肪燃焼を促すと同時に、胃腸の機能が整えられ、便秘の改善も期待できます。全身状態が良くなると、身体を活発に動かせるようになるため、さらに無駄な脂肪が溜まりにくくなるという好循環が生まれます。
  3. 太ると特に目立ちやすい首周りや上半身の巡りを良くするため、胸の「膻中」と背中の「心兪」を刺激します。これは、身体の表面と裏面の両方からアプローチし、全身を活性化させる刺激となります。
  4. さらに、「中脘」と「天枢」で胃腸を整え、「大巨」で便通を改善します。
  5. 東洋医学的な観点から、背中の「肝兪かんゆ」で肝機能を高め、「三焦兪さんしょうゆ」で全身のエネルギー代謝を整え、「大腸兪」で腸の機能を整えるといったアプローチも加えます。腰の近くにある「胞肓ほうこう」を刺激すると、腰回りの脂肪が落ちやすくなるとも言われています。
  6. 肥満対策には、手足のツボも欠かせません。手の「合谷」、足の「三陰交」、「足三里」は、体力を強め、消化機能を順調にし、心身を快適なコンディションに導く上で非常に大切です。
耳鍼

3.ご家庭でできる!
お腹の脂肪に効く3分間マッサージ

ご自宅でのセルフケアとして、下腹部のポッコリ解消が期待できる「3分間マッサージ」をご紹介します。

  • マッサージの方法
    図で示した「3分間マッサージ」を行うと、下腹部のポッコリが解消されます。
    1. 朝目覚めたとき床の上で、昼食をとって一休みしたあとに、そして夜風呂から上がって休む前に、各々3分間ほど行えば十分です。
    2. 古い座布団を二つ折りにしたものか、硬いまくらをを背中に当て、膝を伸ばして仰向けに寝ます。
    3. 次いで口を軽くあけて息を吐きながら、右手の親指を除く4本の指で、①~④の経路を次々にマッサージします。④まで終わったら、大きくバンザイをして、体を起こし、足先をつかんで前かがみ運動をします。

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