不妊症でお悩みの方へ ー 鍼灸で「諦めない妊活」を温活とともにサポート
武蔵小杉・新丸子の鍼灸院「ひごころ治療院」の妊活サポート
「子供がほしくても、なかなか授からない…」 「病院で不妊治療を受けているけれど、思うような結果が出ない…」 「何度も体外受精に挑戦しているけれど、うまくいかない…」
不妊でお悩みの方は決して少なくありません。誰にも相談できず、一人で抱え込み、社会的なプレッシャーを感じることも多いのではないでしょうか。SNSなどで「つらい」「もう諦めそう」といった切実な声を目にすることもあります。
もし、あなたが今そのようなお気持ちでいらっしゃるなら、ひごころ治療院は「一度、鍼灸治療を試してみてはいかがでしょうか?」とご提案したいのです。 東洋医学に基づく鍼灸治療は、あなたの身体が本来持っている「妊娠する力」を高めるお手伝いができます。西洋医学の治療と組み合わせるなど、多角的なアプローチでチャレンジすることが、お子様を授かる可能性を高めると私たちは考えています。
【このページでお伝えすること】
1.不妊症について
WHO1によると、不妊症とは「避妊をしていないにもかかわらず、1年(※日本産科婦人科学会は2015年に1年と定義変更、WHOは以前2年としていた)以上妊娠しない状態」を指します。これは、多くの場合、ご夫婦の約90%が1~2年以内に妊娠するという統計に基づいています。
原発性不妊
これまで一度も妊娠した経験がない場合。
続発性不妊
過去に妊娠経験はあるものの、その後一定期間妊娠しない場合。
不妊症の原因は一つではなく、様々な要因が複雑に関わっていると考えられています。一般的に、原因の割合は女性側が約5割、男性側が約3割、そして男女双方に原因がある場合や原因不明が約2割とされています。
ひごころ治療院では、まず丁寧なカウンセリングを通じて、お一人おひとりの状態を詳しくお伺いすることから始めます。
2.東洋医学が考える不妊の要因:「体の冷え」との関係
なかなかお子様を授かることができない状態、いわゆる不妊の背景には、東洋医学的に見ると「冷え」が大きく関わっていると考えられます。 特に、受精卵が子宮内膜に着床しにくい場合、その原因の一つとして母体の「冷え」が影響している可能性を考慮します。(ただし、受精自体が難しい場合は、男性側の要因も詳しく見る必要があります。)
「冷えは万病のもと」と言われるように、体の冷えは様々な不調の根源となります。 東洋医学では、生命エネルギーや生殖機能を司る「腎」が、身体を温め、冷えから守る働きも担っていると考えます。そのため、身体が冷えている状態は、「腎」の力が低下しているサインと捉えることができます。「腎」の力が弱まると、身体を十分に温められず、外からの冷えも侵入しやすくなってしまいます。 したがって、不妊に対する東洋医学的なアプローチの基本は、「腎」の働きを補い、身体全体を温め、気血の巡りを良くすることが重要となります。
一般的に、20代前半であれば、冷えが大きな問題となることは比較的少ないかもしれませんが、35歳を過ぎると、多くの方で身体的な変化(老化)が進み、エネルギー(気血)が不足しがちになり、卵子や精子といった生殖細胞の機能も徐々に低下してくる傾向があります。 また、現代社会におけるストレス、睡眠不足、栄養の偏り、不規則な生活習慣なども、ホルモンバランスや自律神経の乱れを引き起こし、妊娠を難しくする要因となります。 さらに、「赤ちゃんが欲しい」と強く願う気持ちが、かえって精神的なプレッシャーとなり、無意識のうちに身体を緊張させ、妊娠しにくい状態を作り出してしまうことも少なくありません。
病院で人工授精や体外受精といった高度な治療を受けてもなかなか結果が出ない場合、その背景に母体の「冷え」や「気血の滞り」が隠れていることも考えられます。 鍼灸治療は、このような身体の根本的な部分に働きかけ、妊娠しやすい身体環境を整えることを得意としています。生活習慣の見直しと合わせて、鍼灸による体質改善に取り組んでみませんか?
3.妊活における鍼灸の可能性と期待できる効果
鍼灸治療は、身体にある特定の経穴(ツボ)を鍼や灸で刺激することにより、以下のような働きを通じて、妊娠しやすい身体づくりをサポートします。
4.ひごころ治療院の不妊鍼灸:施術内容と特徴
ひごころ治療院では、赤ちゃんを望むお一人おひとりのお気持ちに深く寄り添い、東洋医学の智慧と経験に基づいたオーダーメイドの不妊鍼灸で、あなたの「妊娠する力」を最大限に引き出すお手伝いをいたします。 単に身体の表面的な部分にアプローチするだけでなく、妊娠に至るための根本的な体質改善と、心身ともにリラックスした状態で妊活に取り組めるようサポートすることを大切にしています。
鍼灸が妊娠をサポートするメカニズムと当院のアプローチ
不妊に特化した鍼灸治療は、主に以下のメカニズムによって、妊娠しやすい身体づくりをサポートすると考えられています。ひごころ治療院では、これらのメカニズムを最大限に活かす施術を心がけています。
- 骨盤内(子宮・卵巣)の血流改善と機能活性化
- ホルモンバランスの調整サポート:
- 自律神経の調整とストレス緩和:
ひごころ治療院の不妊鍼灸:施術の流れと所要時間
ひごころ治療院での不妊鍼灸は、お一人おひとりにじっくりと向き合い、以下の流れで丁寧に進めてまいります。
- 施術時間の目安
不妊鍼灸で期待される効果とひごころ治療院の実績について
ひごころ治療院の不妊鍼灸をお受けいただくことで、以下のような効果が期待できます。
(※効果の現れ方には個人差があり、妊娠を保証するものではございません。)
- 妊娠しやすい身体環境への改善サポート
- 不妊治療の成功率向上サポート
- 流産率の低下サポート
- 月経トラブルの緩和
ひごころ治療院での実績について
当院では、これまで多くの方の妊活を鍼灸でサポートさせていただき、「体質が変わってきたのを実感する」「生理周期が整った」「基礎体温が安定してきた」「冷えが改善された」といったお喜びの声を多数いただいております。
また、病院での不妊治療と並行して通院され、体外受精や人工授精が成功に至ったケースや、自然妊娠されたケースもございます。
私たちは、お一人おひとりの「赤ちゃんを授かりたい」というお気持ちを大切に、誠心誠意サポートさせていただきます。
5.鍼灸による妊娠しやすい身体づくり
鍼灸治療は、お薬のように直接的にホルモンを投与したりするものではありませんが、身体が本来持っている機能を高め、内側から妊娠しやすい状態へと整えていくことを目指します。
妊娠に必要な身体の状態とは?
一般的に、妊娠しやすい身体の状態として、以下のような点が重要と考えられています。ひごころ治療院の鍼灸は、これらの状態を整えるお手伝いをします。
鍼灸治療後の期待できる身体の変化
鍼灸治療を継続することで、多くの方が以下のような身体の変化を実感されています。(※効果には個人差があります)
これらの変化は、身体が妊娠しやすい状態へと近づいているサインと捉えることができます。
6.不妊鍼灸のデメリット・リスクとQ&A
鍼灸治療は副作用の少ない安全な治療法ですが、いくつかの点についてご理解いただければと思います。
鍼灸に対するよくあるご不安や疑問(Q&A)
鍼灸に対する不安や疑問 鍼灸に対して不安や疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。よくあるご不安としては、
効果が出にくいと考えられるケース
以下のような場合は、鍼灸治療単独での効果が出にくい、あるいは時間を要する可能性があります。
デメリットを理解した上での治療のために
鍼灸治療のメリットだけでなく、上記のようないくつかの点を理解した上で、以下のことに注意して治療をお受けいただくことが大切です。
7.治療前のカウンセリングの重要性
ひごころ治療院では、初回のカウンセリングを特に重視しています。
妊活の悩みを聞く鍼灸師の役割
私たちは、単に鍼灸の施術を行うだけでなく、患者様が抱える妊活の悩みや焦り、不安な気持ちに深く寄り添い、お話をじっくりと伺うことを何よりも大切にしています。
安心して何でも話せる信頼関係を築き、精神的なサポートもさせていただくことが、鍼灸師の重要な役割の一つだと考えています。
カウンセリングで共有し、治療方針を決定します
カウンセリングでは、主に以下の内容について詳しくお伺いし、東洋医学的な視点からあなたの体質や不妊の原因となっている可能性のある要因を探ります。その上で、最適な治療方針を一緒に考え、ご提案させていただきます。
8.西洋医学の不妊治療との上手な併用
近年、不妊治療の分野では、西洋医学的な治療と東洋医学的な鍼灸治療を上手に併用することで、それぞれのメリットを活かし、より高い効果を目指す方が増えています。
西洋医学と東洋医学の相乗効果
これらの強みを組み合わせることで、例えば体外受精の際に質の良い卵子を育てたり、着床しやすい子宮内膜環境を整えたり、移植後の妊娠継続をサポートしたりといった相乗効果が期待できると考えられています。
西洋医学の主な不妊治療法について(概要)
人工授精
西洋医学での不妊の治療は不妊の原因を取り除いたり、人工的に受精させたりする医療技術であります。
人工授精は、男性の性液を細いチューブを使って女性の膣や子宮内に注入し、自然な受精を待つ方法です。精液中の精子の数や運動能力に問題がある場合に有効で、数の限られた健康な精子を無事子宮まで送り出すことができます。人工授精では、精子が無事卵管の端まで行きますが、卵と受精できるか保証はありません。子宮に注入したあとは神のみぞ知る領域になります。
体外受精・顕微授精・凍結融解胚移植
近年、広く応用されるようになっている不妊治療が、生殖補助医療(Assisted Reproductive Technology:ART)であります。
体外受精と顕微授精、さらにこれらの方法で複数の胚が得られた場合、余剰胚を凍結保存し、凍結後に移植する凍結融解移植などをまとめてARTと呼ばれています。
最近はゼリー状の状態で冷却保存するビリフィケーションと呼ばれる方法が用いられ、妊娠率の向上寄与しています。
体外受精は卵巣から取り出した卵を専用の皿の上に置き、運動性のある精子を加え体外で受精させるという方法であります。この方法では、しっかりと受精が確認されたのち、適当な時期まで育てた胚を子宮に届けます。精子と卵子が出会って受精する場所である卵管に障害がある女性も妊娠の機会が得られます。
体外受精をさらに発展させたものが顕微授精です。その代表的な方法である細胞質内精子注入法は、顕微鏡下で、一つの卵子の細胞質の中に、直接一つの精子を注入するものです。
この方法では、たった一つの健康的な精子と卵子さえあればいいのです。不妊症の女性にとって朗報だったが、正常な精子の数が極端に少ない男性に在っては特にこの方法で自分の遺伝子を残す可能性が広がりました。
治療の際に排卵をうながす薬を使って、場合によっては10個以上の卵子が採取されることがあります。このとき移植されなかった受精卵を液体窒素の中で凍結保存し、以降の周期で移植するのが凍結融解胚移植です。
最近では、卵巣刺激で負荷のかかった卵巣や子宮を休ませる目的で、新鮮な胚一つも移植せずに、全て凍結することも行われています。凍結された胚は、半永久的に保存可能であるといわれています。
女性の年齢の上昇に伴って、染色体異常の卵子の割合は増えますが、その結果、体外受精や顕微授精で妊娠しても流産におちいることも多くなります。日本産婦人科学会の報告によりますと、2017年、体外受精や顕微授精による胚移植を受けた結果、出産に至った確率は30歳は21.9%、35歳は18.9%、40歳は9.3%、45歳では1.0%にまで下がっています。
ここで注意しなければならないことは、どのような卵巣刺激法を用いるかという点であります。それによっては成功率や費用も変わってきます。一般的な性腺刺激ホルモンを用いたARTの場合、1回の採卵で数個~10数個の卵子が採取され、数個の移植可能の胚が得られます。したがって、1回新鮮胚移植と、1~3回ほどの凍結融解胚移植が可能となり、累積妊娠率は上昇します。
一方、自然周期あるいはそれに準じた方法で採卵を試みた場合、採卵可能な周期は7~8割で、通常1個の卵子しか得られません。したがって、よくても1回の新鮮胚移植あるいは凍結融解胚移植しかできず、結果的に何度も採卵が必要になります。
費用については、ART(生殖補助医療)は、2022年4月から健康保険が適用されています。
ただし、保険適用には年齢や回数などの条件があります。
また、保険適用には、次のような条件も満たす必要があります。
保険適用となったことで、原則として3割負担で不妊治療を行うことができます。ただし、治療に伴って行われるオプション治療(卵子活性化など)の中には、先進医療として認められ、保険外診療と健康保険が併用できるものもあります。。年齢や所得、治療回数などの制限はありますが、助成金制度は設けられています。
(※保険適用の条件や内容は変更されることがあります。必ず医療機関や関連省庁の最新情報をご確認ください。)
9.患者様の声:妊活鍼灸治療の体験談
実際に鍼灸治療を受けた方の体験談です。
不妊症 / 30代・女性
不妊治療で悩んでいたところ、鍼灸治療を試してみることにしました。初めての鍼灸治療で緊張しましたが、先生の優しい声かけと丁寧な施術のおかげで、リラックスして治療を受けることができました。2回目の治療後に妊娠が発覚し、今は元気な男の子と毎日を過ごしています。鍼灸治療を選んで本当に良かったです。
治療院選びの参考に
10.今日からできる!妊活のためのセルフケア
鍼灸治療と合わせて、ご自身でできる身体のケアを取り入れることで、より妊娠しやすい身体づくりを目指しましょう。
鍼灸以外の妊活サポート:食事・運動・睡眠・ストレスケアのポイント
鍼灸以外にも、妊活をサポートする方法はたくさんあります。
- 食事のポイント
- 運動のポイント
- 睡眠のポイント
- ストレスケアのポイント
おすすめの温活・ツボケア
11.不妊症・妊活に効果的な代表的なツボ
鍼灸治療では、お一人おひとりの体質や状態に合わせて多くのツボを使い分けますが、不妊症や妊活サポートでよく用いられる代表的なツボをいくつかご紹介します。 (※ご自身で押す場合は、痛気持ち良い程度の強さで、無理のない範囲で行ってください。正確な位置や刺激方法は専門家にご相談いただくのが最も効果的です。)
1.不妊症とは?(定義・原因について)
2.東洋医学が考える不妊の要因:「体の冷え」との関係
3.妊活における鍼灸の可能性と期待できる効果
4.ひごころ治療院の不妊鍼灸:施術内容と特徴
・鍼灸が妊娠をサポートするメカニズム
・施術の流れと所要時間
・期待される効果と当院の実績について
5.鍼灸による妊娠しやすい身体づくり
・妊娠に必要な身体の状態とは?
・鍼灸治療後の身体の変化
6.不妊鍼灸のデメリット・リスクとQ&A
7.治療前のカウンセリングの重要性
8.西洋医学の不妊治療との上手な併用
・東洋医学と西洋医学の相乗効果
・西洋医学の主な不妊治療法について
9.患者様の声:妊活鍼灸治療の体験談
10.今日からできる!妊活のためのセルフケア
・食事・運動・睡眠・ストレスケアのポイント
・おすすめの温活・ツボケア
11.不妊症・妊活に効果的な代表的なツボ