にきび

にきび

にきびの原因と東洋医学的治療法
鍼灸で体質から改善

「大人になっても、
にきびが繰り返しできてしまう…」
「皮膚科の薬を使っても、

なかなか治らない…」
「肌荒れの原因は、

もしかして身体の内側にあるのかも?」

そのしつこいにきびのお悩み、東洋医学の視点から見直してみませんか?

この記事では、にきびがなぜできるのか、その根本原因と症状、そして鍼灸治療がどのように体質改善をサポートし、健やかな肌を目指すのかを、ご家庭でできるセルフケアと合わせて詳しく解説します。

【目次】

1.にきびとは?
~その原因と東洋医学の視点~

にきびのある女性

にきびの原因は、ホルモンビタミンの過不足、消化器系の不調自律神経の異常など、なかなか複雑です。細菌感染が誘因となって起こる場合もあり、特に皮脂の分泌が多い脂性肌の方にできやすい傾向があります。

数個できる程度では必ずしも病気とは言えませんが、多数できて目立つような場合には、美容上の問題だけでなく、身体の内側の不調のサインとして捉える必要があります。

東洋医学で考えるにきび

東洋医学の治療では、にきびを一つもできないようにすることを目指すのはもちろんですが、治療の根本方針は、にきびができにくい体質へと導き、目立たなくしていくことにあります。

東洋医学では、口やその周りにできる吹き出物と同様に、にきびも消化器系の異常が肌に現れた症状であると考えます。 言い換えれば、胃腸が丈夫であれば、肌のトラブルも起こりにくくなる、という立場に立って、ひごころ治療院では鍼灸治療を行います。

便秘の原因と対策。鍼灸治療と生活改善で スッキリ快適な毎日へ。
蕁麻疹(じんましん)・アトピー性皮膚炎

2.にきびに対する鍼灸治療

鍼灸がにきびに効果的な理由

  • 内臓機能の調整
    東洋医学で皮膚と関連が深いとされる「肺」や、消化器系の「脾」「胃」の働きを整え、根本原因にアプローチします。
  • ホルモンバランスの調整サポート
    自律神経を整えることで、ストレスや生活習慣の乱れによるホルモンバランスのアンバランスをケアします。
  • 血行促進と消炎作用
    顔や関連するツボの血行を促進し、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を助け、炎症を鎮める効果が期待できます。
  • デトックス効果
    胃腸の働きを整え、便通を改善することで、体内の老廃物の排出を促します。

症状緩和に効果が期待できる主要なツボの例

にきびの症状や体質に合わせて、以下のツボを中心に施術します。

手部 「合谷ごうこく
背部 「大椎だいつい」、「肺兪はいゆ」、「三焦兪さんしょうゆ
   「腎兪
胸部 「中府ちゅうふ
腹部 「巨闕こけつ」、「期門きもん」、「肓兪こうゆ
   「大巨だいこ

具体的な鍼灸治療法

  1. まず、東洋医学で皮膚と密接な関係にあるとされるの働きを整えるため、背中にある「肺兪」を治療します。
  2. 腰にある「三焦兪」や「腎兪」も、身体のエネルギーや水分代謝を整える上で重要です。
  3. 大椎」(首の付け根)は、にきびが出ているときに押すと痛みなどの反応が出やすいツボなので、強い反応がある場合は治療に加えます。
  4. 次に、胸の「中府」、お腹の「巨闕」、「期門」、「肓兪」、「大巨」といったツボを治療し、内臓の働きと気血の巡りを整えます。
  5. 合谷」は、顔や頭の症状に効果が期待できる重要なツボなので、ここもよく治療する必要があります。

施術の方法

治療は、マッサージや指圧、そして鍼や灸、いずれも効果的です。 お灸の場合は、知熱灸ちねつきゅうや、スライスした生姜の上でもぐさを燃やす生姜灸しょうがきゅうが特に効果があります。3~5週間、根気よく続けることで効果が現れてきます。

便秘へのアプローチ

にきびの大敵は便秘です。便秘がある場合は、その治療も合わせて行い、体内の老廃物がスムーズに排出されるように促します。

3.【重要】体からのSOSサイン
~「謎の肌荒れ」と腸内環境~

肌荒れの原因は、
血液に入った「おなら」のせい?

肌は、身体の不調が最も現れやすい場所の一つです。肌の調子を見れば、健康状態が分かるといっても過言ではありません。 紫外線や乾燥、化粧品など、外的な原因による肌荒れは、その刺激を取り除けば改善できます。

しかし、注意したいのは、身体の内側に原因がある肌荒れです。 思い当たるふしがないのに急に肌が荒れてきた、にきびや吹き出物が治らない、といった場合は、腸内環境の悪化を疑ってください。実は、腸内環境は皮膚と密接な関係があるのです。

私たちの腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在します。 腸内環境のバランスが崩れ、悪玉菌が多くなると、硫化水素などの有害なガスが腸内に溜まります。そのガスは、おならとして体外に放出されるだけでなく、一部は腸の壁から吸収されて血液に乗り、全身を巡って皮膚まで到達します。これが、肌荒れを引き起こす大きな原因となるのです。

つまり、にきび、吹き出物、肌の乾燥、湿疹など、原因不明の肌荒れが出た場合は、腸内環境の悪化が皮膚に現れたものと考えられます。便秘や下痢が続いている人は特に要注意です。

  • 悪玉菌と食の好み
    悪玉菌が増えると、悪玉菌が糖を欲しがり、その結果として私たち自身も甘いものを欲するようになる、という報告もあります。
  • 免疫力との関係
    腸は最大の免疫器官とも言われます。腸内環境の悪化は、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなることにも繋がる可能性があります。

4.食事で改善!
にきび予防のための食生活

腸内環境を整え、にきびを改善・予防するためには、食生活の見直しが不可欠です。 ナッツ類など脂肪分の多いものや、チョコレートなどの甘いものの摂りすぎは避け、体内の老廃物や余分な熱を取り除く食材で、美肌を保ちましょう。

  • 体内の老廃物を取り除く食材例
    小豆、緑豆、えのき、かぶ、里芋、たけのこ、ニラ、昆布、海苔、醤油や味噌などの発酵食品、ごま油、なたね油など
  • 身体の熱をとり、肌の炎症を鎮める食材例
    ハトムギ、豆類、きゅうり、ごぼう、小松菜、セロリ、ナス、パイナップル、レモン、海藻など
  • 腸内環境を整えるために
    • 善玉菌を増やす
      善玉菌そのものを含む発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなど)や、善玉菌のエサとなるオリゴ糖食物繊維を積極的に摂りましょう。
    • 悪玉菌のエサを減らす
      悪玉菌のエサとなる、肉類(特に牛肉)やアルコールハム・ソーセージといった加工肉は控えめにしましょう。

ひごころ治療院では、あなたの肌のお悩みの背景にある体質を丁寧に見極め、鍼灸治療と生活指導を通じて、内側から輝く健康的な美肌づくりをサポートさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です