顔のけいれんの原因と治療法
鍼灸でつらい症状を改善!
「自分の意思とは関係なく、
目の周りや口元がピクピクとけいれんする…」
「人から見られているのではないかと、
気になってしまう…」
そんな顔のけいれん(顔面痙攣)にお悩みではありませんか?
顔のけいれんは、顔の筋肉の動きを司る顔面神経の機能が過剰になることで、目や口の周りの筋肉が不随意に収縮するために起こります。多くの場合、痛みは伴いませんが、日常生活において大きなストレスとなることがあります。この記事では、顔のけいれんがなぜ起こるのか、その原因と症状、そして東洋医学に基づく鍼灸治療によるアプローチについて詳しく解説します。
【目次】
1.顔のけいれんとは?
~その原因と様々な症状~
顔のけいれんのメカニズム
(顔面神経と三叉神経)

私たちの顔には、主に三叉神経と顔面神経という二つの重要な神経が分布しています。
- 三叉神経
主に顔の感覚(痛い、温かい、冷たいなど)を脳に伝える感覚神経です。この神経に問題が起こると、顔に激しい痛みを引き起こす「三叉神経痛」の原因となります。 - 顔面神経
主に顔の筋肉を動かし、豊かな表情を作るための運動神経です。
顔のけいれんは、この顔面神経の機能が何らかの原因で過敏になり、目や口の周りの筋肉を適切にコントロールできなくなることで、自分の意思とは関係なく筋肉がピクピクと収縮するために起こります。 多くの場合、けいれん自体に痛みはありませんが、けいれんが続くことで筋肉が疲労し、重だるさや違和感を感じることはあります。
顔のけいれんを引き起こす主な要因
原因が特定できない特発性の顔のけいれんは、特に更年期を迎えた女性に多く見られる傾向があります。その他、以下のような要因が考えられます。
- 精神的・心理的要因
強いストレス、精神的な緊張、感情的な興奮などが引き金となり、心身症の一症状として現れることがあります。 - 疲労・睡眠不足
身体や目の疲れ、睡眠不足が続くと、神経が過敏になりけいれんが起こりやすくなります。 - 反射的な要因
ごくまれに、生殖器系の疾患などが反射的に顔の症状として現れることもあります。 - 病気が背景にある場合
脳内の血管による顔面神経の圧迫(顔面痙攣の主な原因)、脳腫瘍、顔面神経麻痺の後遺症などが原因となることもあります。
症状のタイプ(強直性と間代性)と注意点
特に目の周りの筋肉(眼輪筋)のけいれんには、以下の2つのタイプがあります。
- 強直性けいれん
ギュッとまぶたが閉じたままになるタイプ。 - 間代性けいれん
ピクピクとまぶたが開いたり閉じたりを繰り返すタイプ。
後者の間代性けいれんは、一時的に症状が落ち着いても習慣化しやすく、再発を繰り返す可能性があるため、早期の適切なケアが重要です。
2.顔のけいれんに対する鍼灸治療
ひごころ治療院では、反射的なけいれんに対しては専門医による治療との併用を推奨しつつ、特に原因が特定しにくいものや、ストレス、疲労、筋肉の緊張が関与する顔のけいれんに対して、東洋医学に基づく鍼灸治療でアプローチします。
鍼灸が顔のけいれんに効果的な理由
- 神経の興奮を鎮める
鍼や灸の刺激は、過敏になっている顔面神経の興奮を鎮め、正常な働きを取り戻すよう働きかけます。 - 筋緊張の緩和
けいれんしている筋肉や、その原因となっている首や肩の深層筋の緊張を直接緩めます。 - 血行促進
顔面部や頸部の血流を改善し、神経や筋肉に十分な酸素と栄養を供給し、疲労物質の排出を促します。 - 自律神経の調整
ストレスや疲労による自律神経の乱れを整え、心身をリラックスさせ、けいれんが起こりにくい状態へと導きます。
症状緩和に効果が期待できる主要なツボの例
顔のけいれんには、
などを用います。
痛みを伴う場合には、
などを加えます。
具体的な鍼灸治療法(鍼・灸・マッサージ)
施術を受ける際の注意点
専門家による診断の重要性
前述の通り、顔のけいれんには重篤な病気が隠れている可能性もあります。鍼灸治療を受ける前に、一度医療機関で原因を調べてもらうことが重要です。
リラックスして受ける
施術中はできるだけ身体の力を抜き、リラックスしていただくことで、鍼灸の効果が高まります。
3.ご家庭でできるセルフケア
応急処置としてのツボ刺激
もし、顔の筋肉がピクピクとけいれんし始めた場合、応急処置として以下のツボを優しく刺激すると、症状が和らぐことがあります。
注意点
あくまで応急処置です。症状が頻繁に起こる、悪化するといった場合は、自己判断せずに専門家にご相談ください。
4.医療機関受診の重要性
顔のけいれんの原因は多岐にわたります。症状が続く場合や、悪化する場合、あるいは痛みを伴う場合などは、自己判断せずに必ず医療機関(神経内科、脳神経外科、眼科など)を受診し、適切な診断と治療を受けることが非常に重要です。
ひごころ治療院では、医師の診断や治療方針を尊重し、連携を取りながら、鍼灸治療という東洋医学的なアプローチで、あなたのつらい症状の改善と心身のバランス調整をサポートさせていただきます。









