夜泣き・かんの虫でお悩みですか?
小児はりで子供の心身を健やかに
「毎晩のように夜泣きが続いて親子で寝不足…」
「最近、うちの子なんだかイライラしてて、
かんしゃくもひどい…」
大切なお子様の不調は、ご家族にとって大きな心配事ですよね。
そのお悩み、もしかしたら東洋医学でいう「かんの虫」が関係しているのかもしれません。ひごころ治療院の小児はりは、お子様のデリケートな心身を優しく整え、健やかな笑顔を取り戻すお手伝いをいたします。
【目次】
1.赤ちゃんの夜泣き・子どもの
「かんの虫」とは?~原因と症状~
夜泣きの特徴と「かんの虫」のサイン

夜泣きは、特に神経が過敏になりやすい乳幼児に見られやすい症状で、一種の小児神経症とも考えられています。多くの場合、成長とともに自然に治まっていきますが、長く続くとご家族の負担も大きくなります。
一般的に「かんの虫」といわれる状態は、お子様の心が不安定で、神経質になっている様々なサインを指します。夜泣きもその代表的な症状の一つです。
その他にも、以下のような様子が見られることがあります。
- イライラしやすく、些細なことで怒ったり泣いたりする
- キーキーと甲高い声を出す
- 物音に敏感で、すぐに目を覚ます
- 寝ているときに薄目を開けている、歯ぎしりをする
- 顔色があまり良くない、眉間に青筋が立つ
- 食欲にムラがある、または食が細い
- 落ち着きがない、一つのことに集中できない
このようなお子様の状態を見ると、親御さんはどうしても心配になり、過保護になってしまうこともあるかもしれません。しかし、お子様の心の安定には、まず親御さんの心の安定が非常に大切です。
昔から「虫切り」や「虫封じ」といったおまじないが行われてきた背景には、そうした行為を通じて親御さんの精神状態が安定し、その安心感がお子様に伝わることで、結果としてお子様の神経質な状態が和らぐ、という側面もあったのかもしれません。
大切なのは、親御さん自身が神経質になりすぎず、おおらかな気持ちでお子様と向き合い、安心できる温かい雰囲気で育てることです。
そのためには、お子様に過度な恐怖心を与えるような話や、厳しすぎるしつけは控えた方が良いでしょう。そういった経験が潜在意識に残り、夜泣きの原因となることもあります。また、ある程度物事が理解できる年齢になると、テレビや映画で見た怖い場面が夢の中で再現され、おびえて泣き出してしまうこともあります。
夜泣きと間違えやすい他の原因
(病気との鑑別)
お子様が夜中に泣き出す場合、それが必ずしも疳の虫や神経過敏だけが原因とは限りません。
夜泣きは、すっかり目が覚めればケロッとしていることが多いですが、以下のような何らかの病気や身体的な不快感が原因で泣いている可能性も考慮する必要があります。
- 消化器系の不調
腹痛、便秘、下痢、消化不良など - 寄生虫
(最近は少なくなりましたが)ぎょう虫などがお尻にかゆみを引き起こす - 鼻や喉のトラブル
慢性鼻炎(鼻づまり)、扁桃肥大(いびき、呼吸のしづらさ)など - その他
中耳炎の痛み、おむつかぶれ、暑い・寒い、空腹、膀胱の充満(おしっこがしたい)など
これらの場合は、まず原因となっている病気の治療や不快感の解消が必要です。
夜驚症について
お子様の夜中の症状で、「夜驚症」というものもあります。これは、睡眠中に突然起き上がり、怯えたように泣き叫んだり、混乱して部屋の中を歩き回ったりするもので、声をかけても反応が薄く、翌朝になると本人は夜中の出来事を全く覚えていないのが特徴です。
夜驚症も、広い意味では「かんの虫」の一種として捉えられることがあり、これも一種の小児神経症と考えられています。
夜泣きや疳の虫の症状が見られるお子様は、感受性が豊かで、環境の変化や刺激に敏感な「癇が強い」タイプであることが多いです。
東洋医学では、このようなお子様の神経過敏な状態を「癇証」と呼び、古くから鍼灸治療(特に小児はり)が効果的なアプローチとして活用されてきました。関西地方では、この小児はりによる疳の虫治療が特に盛んに行われており、実際に多くの改善例が報告されています。
2.夜泣き・かんの虫に対する
小児はりのアプローチ
ひごころ治療院では、お子様のデリケートな心身に負担をかけない、優しい小児はりで夜泣きやかんの虫の症状緩和を目指します
小児はりとは?(刺さない優しい刺激)
「小児はり」は、一般的な鍼治療で用いる「刺す鍼」とは異なり、皮膚に接触させて撫でたり、軽く擦ったり、優しく押したりする専用の特殊な鍼(鍉鍼:ていしん、ローラー鍼、集毛鍼など)を使用します。
これは大人の治療とは異なり、お子様の敏感な感受性に合わせた施術方法です。
皮膚への心地よい刺激は自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促します。痛みや副作用の心配はほとんどなく、施術中にお子様が気持ちよさそうにしたり、眠ってしまったりすることも珍しくありません。
効果が期待できる主要なツボの例
夜泣きや疳の虫の治療では、お子様の状態に合わせて以下のツボを中心に施術します。
これらのツボは、自律神経を整え、精神を安定させ、消化器系の働きを助けるなど、お子様の心身のバランスを整える上で重要なポイントとなります。
具体的な施術方法(小児はり・お灸)
- 小児はりによる皮膚刺激
乳幼児の皮膚は非常に敏感で反応しやすいため、専用の小児はり(鍉鍼など)を用いて、上記のツボや関連する皮膚領域を優しく刺激します。これは、大人の皮膚に鍼で刺激を与えるのと同様の効果を引き出すと考えられています。 - お灸(灸治療)の活用
夜泣きには、お灸も非常に有効な場合があります。古くから夜泣きに用いられてきた有名なお灸に「散気の灸」というものがあります。「気」とはこの場合、邪気(病気の原因となる悪いもの)を指し、お子様に溜まった不調の原因を散らすという意味合いがあります。この散気の灸でよく使われるツボが「身柱」です。- 身柱について
「身柱」というツボは、背骨のほぼ中央、「身体の柱」にあたる場所にあり、昔から「子供の万病に効く」といわれるほど重要なツボです。 - 【身柱の見つけ方(目安)】
第3胸椎棘突起(背骨の出っ張り)の下にありますが、お子様の場合は骨の目印が分かりにくいことがあります。- まず、首の後ろの髪の生え際から、指先で皮膚を軽くつまむようにして、優しく揉みながら下へたどっていきます。
- 首の付け根から肩甲骨の間あたりまで揉んでいくと、お子様が身体をピクッと動かしたり、くすぐったがるような反応を示す場所があります。
- その場所を指で軽く押してみて、お子様が身体をグッとよじらせるなど、特に敏感に反応するポイントがあれば、そこが「身柱」の可能性があります。
- 「身柱」と人差し指の「二間」は、昔からかんの虫の特効灸点としてよく知られています。乳幼児の場合は、熱さの穏やかな知熱灸や温灸(台座灸など)が適しています。
- 身柱について
マッサージ・指圧について
乳幼児にツボへのマッサージや指圧を行う場合は、非常に軽い力加減が重要です。目安としては、500g~1kg程度の圧力(指で軽く押さえる程度)が適当です。
3.ご家庭でできる!夜泣き・疳の虫ケア
専門家による小児はりと合わせて、ご家庭でもできる簡単なケアを取り入れることで、症状の改善をさらにサポートできます。
つまようじを使った簡単なツボ刺激法
小児はりの原理を応用した、ご家庭で安全にできる方法です。
- 準備するもの
つまようじ(必ず尖っていない丸い方の端を使用します) - 方法
【注意点】絶対に強く押したり、皮膚を傷つけたりしないように注意してください。あくまで心地よい刺激を心がけましょう。
お子様へのマッサージ・指圧のポイント
- 優しく触れることから
まずは手のひらで背中やお腹を優しくさすってあげるなど、心地よいスキンシップから始めましょう。 - 力加減に注意
前述の通り、乳幼児へのマッサージや指圧は、大人のように強い力を加える必要はありません。指の腹で優しく圧をかける程度で十分です。 - 短時間で
お子様の集中力は長く続きません。数分程度の短い時間で、楽しく行いましょう。 - 体調が良い時に
熱がある時や機嫌が悪い時は無理強いしないようにしましょう。
4.治療を受ける際の注意点
- 信頼できる専門家を選ぶ
小児はりは専門的な知識と経験が必要です。国家資格を持つ鍼灸師で、小児の治療経験が豊富な先生を選びましょう。 - お子様の状態を正確に伝える
症状だけでなく、普段の生活の様子、食事、睡眠、排泄など、些細なことでも伝えることが、的確な治療に繋がります。 - 焦らず継続する
効果の現れ方には個人差があります。1回の治療で劇的に変わることもあれば、数回の治療で徐々に変化が見られることもあります。鍼灸師と相談しながら、根気よく続けることが大切です。 - 生活習慣の見直しも大切
小児はりの効果を高めるためには、ご家庭での生活習慣(早寝早起き、バランスの取れた食事、適度な遊びや運動、安心できる家庭環境など)も非常に重要です。
ひごころ治療院では、お子様と保護者の方が安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明と優しい施術を心がけております。夜泣きや疳の虫でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。










