免疫 52

免疫 52 免疫学から考える気管支喘息

気管支喘息 ー 治癒へのシーソーゲームから脱出する方法

気管支喘息の発作は、不快でつらい症状を伴いますが、実は体が本来持つ防御反応の一環として、リラックスした状態のときに起こることが多いのです。発作をただ止めることだけに注力すると、かえって病態が悪化する悪循環に陥ってしまう可能性があります。

この記事を読めば、免疫について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

喘息発作の発生メカニズム
対症療法の限界と悪循環
根本治療への道筋

免疫学から考える気管支喘息

根本的に治療しないと起こるシーソーゲーム

気管支喘息の発作は、治癒反応としての副交感神経反射で引き起こされます。このため、発作は体がリラックスした状態のときに起こります。特に、副交感神経が優位になる夜中の2時頃に発作が起こることが多いのです。また、日中でも多量の抗原にさらされたり、精神的なストレスに遭ったりした後に、一息ついたときに発作が起こることがあります。

発作自体は副交感神経反射なので、交感神経刺激で止めることができます。ステロイド吸入も、血流を抑制する交感神経刺激作用を持っています。しかし、発作を止めること自体は、気管支喘息の根本的な治療とはあまり関係がありません。特に、気管支拡張剤とも呼ばれる交感神経刺激剤は心臓に負担をかけ、長い目で見るとそれ自体がストレスになります。

ステロイド吸入は、喘息発作自体を止める作用は強いものの、気管支喘息の根本治療にはむしろマイナスです。ステロイド依存症となるからです。ステロイド依存症になると、患者は「冷え」に悩まされるほか、ありとあらゆる交感神経緊張症状に苦しむことになります。

気管支喘息の根本的な治療を行わないと、発作と、それを止めるための交感神経刺激剤とのシーソーゲームから逃れられません。

以下のような対策も重要です。

  1. 環境汚染の場所から逃れる
  2. 過保護な生き方をやめる
  3. 口呼吸を止める
  4. 運動や乾布摩擦、絞りタオル摩擦などで体を鍛える

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