「水」の性質を持つあなたの性格は? ー 壬子と癸亥
東洋思想の根幹をなす「六十甲子」。それは単なる暦ではなく、一つひとつの干支が独自のエネルギーと性質を持っています。今回はその中から、生命力を司る「腎」と同じ「水」の系統に属する「壬子」と「癸亥」に焦点を当てます。同じ「水」でも、大海と滝のように全く異なる二つの性質。あなたの性格や運命にも、その影響が隠されているかもしれません。
この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!
腎と壬癸・亥子
東洋思想において、「壬」と「癸」、「亥」と「子」は、いずれも五行における「水」の性質を持つ符号です。
- 壬
陽の水 - 癸
陰の水 - 子
陽の水 - 亥
陰の水
このうち、「壬」と「癸」は、天の気を表す十干に属し、天における水の陰陽を示します。一方、「子」と「亥」は、月の影響など地の気を表す十二支に属し、地における水の働きを表しています。
六十甲子における水の組み合わせ

古来より、この十干と十二支を組み合わせた「六十甲子」を用いて、年・月・日・刻といった時の流れが持つ性質を読み解いてきました。この組み合わせには、「陽の干は陽の支と、陰の干は陰の支と結びつく」という法則があります。
この法則に従い、「水」の性質を持つ干支が組み合わさると、「壬子」と「癸亥」という二つの組み合わせが生まれます。これらは同じ「水」の系統でありながら、その性質は大きく異なります。
【壬子の性質】
「壬子」は、広大で静かな大海の水に例えられます。
この性質が人の情緒に作用する場合、良い面としては、人情に厚く、慈しみの心(仁心)を持ち、深い知恵を備えるといった特徴として現れます。
一方で、悪い側面としては、情に溺れやすく、色情の問題で悩んだり、その知恵を悪事に用いたりする傾向も持ち合わせます。
【癸亥の性質】
「癸亥」は、「壬子」の大海の水とは対照的に、急な斜面を激しく流れ落ちる滝の水に例えられます。
そのため、その性質は「壬子」に比べてより激しさを伴います。知性や情緒が、時に偏見を伴って激しく現れることがあります。
愛情と憎しみが表裏一体で、感情の起伏が急激になりやすい性質を持つとされます。










今回の講義の概要
六十甲子の中で、「壬子」と「癸亥」はどちらも五行の「水」に属し、生命力を司る「腎」と深く関連する性質を持ちます。
広大な大海のように、人情に厚く深い知恵を持つ一方、情に溺れやすい側面も持つ、静かで大きなエネルギーの持ち主です。
激しい滝のように、情熱的で時に偏見を伴うほどの激しさを持つ性質です。愛情と憎しみが表裏一体で、感情の起伏が急激になりやすい傾向があります。