便利すぎる現代生活の落とし穴
何事も「ちょうどいいバランス」が大事ですよね。健康だって同じです。 私たち人間は、もともと自然に囲まれて暮らしていました。そこに少しずつ人の手が加わって、文明が発達し、今の便利な世の中になりました。
本来、人間にとっては「豊かな自然」と「便利な人工」が、ちょうどよく混ざり合っている状態が心地いいんです。でも、現代の生活は、ちょっと「人工」に偏りすぎていると思いませんか?
もしかしたら、あなたが感じている「なんとなく体がだるい」「疲れがなかなか取れない」といった不調は、このバランスが崩れていることが原因かもしれません。
「光」のリズム、狂っていませんか?
そのバランスの崩れが一番はっきりと出ているのが、「光」との付き合い方です。
人間は昔から、太陽のリズムに合わせて生きてきました。お日様が昇ったら活動を始めて、沈んだら体を休める。このシンプルなリズムが、私たちの体には染み付いているんです。
それなのに、日が沈んで真っ暗になった後も、昼間みたいに明るい電気の下で夜遅くまで起きていたらどうでしょう。体は「いつ休めばいいの?」と混乱してしまいます。
若くて体力があるうちは平気かもしれませんが、そんな不自然な生活を長く続けていたら、いつか体や心の調子を崩してしまうのは当たり前ですよね。
夜の「暗闇」を奪う、スマホの光
特に深刻なのが、寝る前のスマホです。 夜、暗い部屋の中で、顔のすぐ近くで明るい画面を見続ける。これって、自然界ではありえない、すごく不自然な状態なんです。
本来、夜の明るさといったら、遠くの星や月がぼんやり光る程度が普通です。私たちの脳は、その暗さを感じて「そろそろ寝る時間だな」と休息モードに入ります。
それなのに、目の前で強い光を浴び続けたら、脳は「あれ、まだ昼間なのかな?」と勘違いして、目が冴えてしまいます。これでは、目はもちろん、体や脳にたまった一日の疲れが取れるはずがありません。
今日からできる、健やかな生活のヒント
崩れてしまったバランスを整えて、本来の元気を取り戻すためには、意識して生活の中に「自然のリズム」を取り入れることが大切です。
といっても、いきなり電気のない生活に戻る必要はありません。ちょっとした工夫でいいんです。
- 夜は光をトーンダウン
夜になったら、部屋の照明を少し暗くしたり、蛍光灯の白い光から、オレンジ色の温かい光に切り替えたりしてみましょう。これだけで、体がリラックスモードに切り替わります。 - 寝る1時間前は「スマホ断ち」
これが一番重要です。寝る1時間前にはスマホやパソコンを見るのをやめて、脳を静かな「おやすみモード」へ導いてあげましょう。読書をしたり、音楽を聴いたりして過ごすのがおすすめです。 - 朝は太陽の光を浴びる
逆に朝は、起きたらすぐにカーテンを開けて、太陽の光をたっぷり浴びましょう。これで体内時計がリセットされて、「朝だ!」と体が目覚めます。
こうした「光と闇のメリハリ」をつけるだけでも、体のリズムが整って、ぐっすり眠れて、朝もすっきり起きられるようになりますよ。
便利な生活を楽しみながらも、「人間も自然の一部なんだ」ということを忘れない。そんな程よい距離感を保つことが、現代を元気に生きていくための賢い知恵なんです。











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