家相学 48 宅地と家屋の張り欠け

家相「北の張り」は富と繁栄の大吉相!しかし張り過ぎと欠けは貧窮と病を招く危険なサイン

家相「北の張り」は富と繁栄の大吉相!
しかし張り過ぎと欠けは
貧窮と病を招く危険なサイン

家相学において、真北の方位はかん」と呼ばれ、五行では「」、季節では「」、時間では「深夜」を象徴します。静寂の中に万物を育む水を湛えたこの場所は、一見地味に見えますが、実は家の経済的な基盤や健康(特に腎臓などの下半身)、そして次男の運勢を左右する非常に重要な方位です。この北側の間取りが「程よく張っている」か、「張り過ぎている」か、あるいは「欠けている」かによって、家族の運命は天と地ほどに分かれます。この記事では、北方位の張り欠けがもたらす具体的な吉凶の作用について詳しく解説します。

ひごころ治療院

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

「程よい北の張り」は富と出世の大吉相
「張り過ぎ」は養子家系となる大凶相
「大きな北の欠け」は病気と貧窮の危機

北の張り欠け

北は「かん」とも呼ばれ、水、冬、深夜、そして次男(または中男)などを象徴する方位です。静けさや秘密、健康(特に下半身や腎臓)にも深く関わります。

①北の程よい張りの場合(大吉相)

程よい張りがある場合は、より幸福になり、日々富み、月々に栄えます。

農家であれば他郷まで田畑や山林を広げます。商家は他市他国に店を出し、遠方との取引などで利益を得ます。官吏やサラリーマンは栄転し、順調に出世していきます。神官や僧侶は他所に分霊や分寺を得て、管理職へと昇ります。

また、文筆を好み、名士となることもあります。この家相に住む人は、何をしていても人々の愛の上に立ち、幸福を招きます。

②北の張り過ぎの場合(大凶相)

北の方位が大きく張り過ぎているということは、相対的に乾(北西)と艮(北東)が欠けることになるので、大凶相となります。

主人はその権威を失い、部下が主人の財を盗むようなことが起こります。長男は育ちません。要するに、養子を迎えることになる家相です。そして、この家の男子は他家を相続したり、家に帰らなくなったりすることが多くなります。

また、妻が夫をないがしろにして世間の悪評を招き、部下や目下と不義密通する恐れがあり、流産したり、淫らな女性が出たりすることがあります。

母方の散財が多くなり、遠方での損失、溺死、遭難、貧窮などに遭いやすくなります。

これは男の力がない相で、妻の働きが盛んになるという点では、坤(西南)の張りと意味合いが似ていますが、北の張り過ぎの場合は、やむにやまれずそうせざるを得ない状況に追い込まれるという違いがあります。その違いをよく見極めることが大切です。北の張り過ぎを判断する上で、これが重要なポイントとなります。

また、この方位に蓋をするような大きな建物があると、北は人体で「」を象徴するため、その耳を塞ぐことになり、聴覚に障害を持つ人が出ると言われています。

③北の欠けの場合(凶相)

少し欠けた程度では凶作用も少なくて済みますが、大きく欠けてしまった場合は大凶となります。しかし、それだけで断定することは、やや危険ではあります。

ここは男子(特に次男)の方位であり、男子が悪い環境の中で育つことになるため、放蕩などが考えられます。また、寒い北風にさらされる環境であることから、身体に障害を持つ人が出ることがあるとされます。

また、盗みを働く不忠者や親不孝者を出しやすくなります。

ただし、大きく欠けていても、その裏側(北側)に大きな丘や山があり、風を防いでいるならば、意味は違ってきます。

病気としては、神経衰弱、精神の異常(発狂)、腎臓炎、糖尿病、神経痛、耳の病気にかかりやすくなります。また、反対側の南(離)の凶意が出てくるので、眼病も心配されます。

それから、訴訟難、水難に遭いやすく、一時的に栄えたとしても、先祖の遺業を守ることができません。何事も長続きしません。困窮に陥り、女主人が代わりに家業を始めたり、親族不和となって、家族が道路で変死したりするなどの災いがあります。

北が欠けている上に、さらに乾(北西)が大きく張るのも、親族に欺かれ、家業を失う相となります。