家相学 56 天井の高さと性格

天井の高さで変わる家族関係!家相学の陰陽バランス図解

天井の高さで性格が変わる?
家相学で考える「理想の立体空間」

間取りを考える際、部屋の「広さ」や「方位」にはこだわっても、「天井の高さ」は業者任せにしていませんか?実は、家相学において天井の高さは、部屋の広さと同じくらい、住む人の性格や精神状態に大きな心理的影響を与える重要な要素です。

高い天井は開放感や高貴さをもたらす一方、低すぎる天井は閉鎖的で利己的な心を生む凶相となり得ます。この記事では、家相学の視点から、天井の高い・低いがもたらす具体的な心理効果と、現代住宅における理想的な「中庸ちゅうよう」のバランスについて詳しく解説します。

高い天井がもたらす心理効果
高貴さと開放感

家相学において、天井が「高い」ということは、立体的に空間が「広い」ことにつながります。したがって、物理的な広さと同じように、住む人の心を広々とさせる効果があります。

1.高尚で公正な心を育む

高い天井の最大のメリットは、心理面に「高貴」「高尚」といった前向きな要素がプラスされることです。視線が上に向かうことで、志が高くなり、物事を大局的に、かつ公正に捉える心が養われます。高等教育を望む子供の部屋や、創造的な仕事をする書斎において、天井を高くすることは非常に有効な方法です。

2. 公共施設に見る
「威厳」と「信頼」の効果

寺社仏閣、教会の聖堂、あるいは古い銀行の営業フロアなどの天井が極端に高いのは、偶然ではありません。これは、訪れる人に「高貴さ」「公正さ」「荘厳さ」を感じさせ、心理的な威厳と信頼感を与える建築的効果を狙ったものです。銀行で「自分の預金は大丈夫だろうか」と不安になる人が少ないのは、この空間効果も一役買っています。

3.注意点
温かみに欠ける「陰」の要素

一方で、天井が高すぎると、空間に広がりが出すぎてしまい、人間味のある「温かみ」や「家庭的な親密さ」に欠ける傾向があります。公正な心にはなりますが、少々冷たい印象を与えかねません。

【対策】色彩で温かみをカバーする

天井が高い部屋(例えば吹き抜けのリビングなど)では、壁紙やカーテン、家具に暖色系(ベージュ、オレンジ、木目調など)を取り入れたり、柔らかい光の照明を使ったりすることで、冷たさを和らげ、自分好みの居心地の良い空間に調節する工夫が必要です。

低い天井がもたらす心理効果
親密さと秘密性

天井の低い空間の代表例は「穴倉あなぐら」や「洞窟」です。家相学では、低すぎる天井は、狭くてじめじめしたイメージと結びつき、住む人の心に負の影響を与えるとされます。

1.閉鎖的で利己的な心(凶相)

洞窟のような低い天井の部屋に長くいると、心まで狭くなり、物事を秘密にする傾向が強くなります。さらに悪化すると、公正な心を失い、「自分さえよければいい」という利己的な考え方に陥りやすくなります。これは、家相学において避けるべき凶相です。

2.仲間意識と家庭的な親密さ(陽の側面)

しかし、低い天井には「陰」の側面だけでなく、独特の「陽」の側面もあります。空間が閉じていることで、そこにいる人々の間に強い「仲間意識」や「同志としての親近感」が生まれます。これが家庭においては、家族間の「親密さ」や「団結力」を高める結果にもつながります。
※例えば、高級な茶室や、落ち着く寝室、和室のこたつ空間などは、あえて天井を低くすることで居心地の良さを生み出しています。

立体的家相の真髄
広さ・高さ・明るさの「陰陽バランス」

高い・低い、広い・狭いの問題は、運命学(家相学)においていん」と「ようのバランスそのものです。

立体的な空間の陰陽

  • 陽(明るい・動)
    広い、高い、明るい
  • 陰(暗い・静)
    狭い、低い、暗い

立体的家相では、これらが単独で存在するのではなく、相互に影響し合っていると考えます。

たとえ広くても「暗ければ陰」

例えば、物理的には非常に広いリビングであっても、窓が小さく暗いのであれば、そこに「狭さ(陰)」の感覚がプラスされます。結果として、広いリビング本来の陽のパワー(開放感)は相殺され、住む人に落ち着きや閉塞感を与える空間となります。 このように、広さ、高さ、明るさ(色彩を含む)、そして材料(硬質・軟質)を立体的に、かつ方位も含めて総合的に計算するのが、真の家相学です。

まとめ
個性に応じた理想のバランス「中庸」を目指す

天井の高さを含め、各部屋の理想的なあり方は、そこに住む人の個性や力量、部屋の用途によって異なります。しかし、平均的な理想を言えば、以下の中庸ちゅうようの状態が、最も「適当(心理的に適切)」であるとされます。

【理想の中庸空間】

  • 広すぎず、狭すぎない
  • 明るすぎず、暗すぎない
  • 高すぎず、低すぎない

近代的な家相学を樹立するには、こうした心理的な面(環境心理学的なアプローチ)を考慮に入れることが不可欠であり、単なる間取り図の方位だけでは完全とは言えません。

間取り設計の段階から、誰が、どの部屋で、どのような人生を送るのか(男の部屋、女の部屋、子供部屋、老人の部屋など)を深く考え、天井の高さや明るさを調整することが、住む人の後々の運命にまで良い影響を与えます。

【用語解説】

  • けん 北西の方位。主人の座であり、天門とも呼ばれる。
  • 太極たいきょく 家相の中心。

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