「南の張り」は名誉と昇進の吉相!
しかし張り過ぎは目上と
対立する没落の危機
家相学において、南の方位は太陽が最も高く昇る場所であり、「知性」「名誉」「公」を司る華やかな方位です。この南側の間取りに「張り(出っ張り)」があることは、社会的な成功や目上からの引き立てを意味する吉相とされています。しかし、その張りが度を越して「張り過ぎ」となると、一転して権威失墜や没落を招く危険な凶相へと変わってしまいます。この記事では、南方位の張り欠けがもたらす具体的な吉凶の作用と、健康や家運に与える影響について詳しく解説します。
南の張り欠け

①南の張りの場合(吉相)
南は「公」や「目上」を象徴する方位であり、程よい張りがある場合はその恩恵に恵まれます。家運が繁栄し、別荘など二軒目の家を持つこともあります。文学、芸術、芸能の才能を発揮する人が出て、名誉を受けることも期待できます。多くの人から尊敬され、願望が成就し、官吏やサラリーマンは目上の引き立てにあって昇進します。
②南の張り過ぎの場合(凶相)
張り過ぎると、主人が権威を振るいすぎ、目上や公の咎(とが)めを受けます。自らの権力を主張しすぎるため、目上や公に反逆することになり、災難を受け、後に家を失うか、日陰の身となります。主人を欺いたり、盗人となったり、不忠者を出したりします。華美を好み、驕りが高じます。短気になり、色情に乱れ、非難を浴び、貧困になります。
南は「明」の徳を象徴するため、これが遮られると親族などの中でも非常識な者たちが集まって害を招きます。四神相応における南の守護神『朱雀』の加護を失うので、目上に逆らい、見通しが悪くなり、明朗さに欠けるようになります。また、夫婦で情欲にふけり、腎臓を病んで急死することもあります。
火傷(やけど)、腫れ物、傷跡を残すような怪我、その他、長男の放蕩や不倫の関係に悩まされます。南張りの宅地に未婚の男女が同居すれば、不義密通を働くことがあります。
③南の欠けの場合(吉凶混在・凶相)
南が欠けているということは、相対的に巽(東南)と未申(南西)が張ることになり、その相互関係によって作用の内容も異なってきます。
南が程よく欠けている場合は、副業の助けがあって思わぬ福禄(幸福と利益)を得ることがあります。別荘など二軒目の家を持つ相だとも言われています。
しかし、大きく欠けてくると、火難、訴訟、争論、さらには長男の短命、病弱、家系を継がずに乱心する、色欲のために家系を絶やす、次男も色情にふけり家を乱してしまう、といった凶相となります。
病気としては、血液循環の不順、心臓病、身体の不具、眼病、盲目になりやすいとされます。また、後家相となるか、後妻を何度も迎えることになります。先妻の子との間で不倫が生じる相でもあります。これらは他の相との兼ね合いにより違いが出てくるとしても、一時的に繁栄したとしても、結局は不慮の災いや後難にあい、貧困に陥る相であることには変わりありません。










この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!
今回の講義の概要
・「程よい南の張り」は名誉と昇進の吉相
・「南の張り過ぎ」は傲慢さと没落を招く大凶
・「大きな南の欠け」は火難と健康被害の危険