東洋医学講座 372

東洋医学講座 372 肺系統の病理②

肺系統の病理 ② ー 肺気の病理と症状 ー 実証と虚証の見極めと対策

ひごころ治療院

この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

肺気実の症状
肺気虚の症状

肺気実なるときの症状

  • 肺気盛んなるときは、気があり余っているとする
  • 喘咳して気が胸から上に逆気する
  • 肩背痛む
  • 汗が出る
  • 尻・陰部・股・膝・喉・足首・脛骨・足など痛む

これらは肺気の実邪で瀉すのがよい。

肺気虚なるときの症状

  • 肺気不足なるときは、呼吸に元気がない。呼気が弱く、呼と吸が変則する
  • 耳聾(ろう)する
  • 喉乾く
  • 小便色変じ、洩らす、または垂れ流しとなる

これらは肺気の虚体に邪が入っているので補すとよい(温補腎)。

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