東洋医学講座 368

東洋医学講座 368 肺と四・九

肺と四・九 ー 五行と姓名判断における役割

ひごころ治療院

この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

先天数と後天数の関係
五行と十干の数的対応
姓名判断における数意の活用

肺と四・九

肺は金行に属し、生数は四、成数は九であり、これらは金系の数に分類されます。この四・九という金系の数は、先天的な働きによって成立しており、後天的に配される五行の数は以下の通りです。

  • 木=一・二(甲・乙)
  • 火=三・四(丙・丁)
  • 土=五・六(戊・己)
  • 金=七・八(庚・辛)
  • 水=九・十(壬・癸)

これらは、五行が後天的に配当された数であり、十干の働きと一致しています。さらに、五行は陰陽に分かれており、それぞれ特有の数的な働きを有しています。この仕組みから、姓名判断をはじめ、数意の吉凶が論じられています。

先天数と後天数の成り立ち

四・九の数は金系の数であり、天一水を生じさせます。次に火、木、金、土と順に生成され、六番目には再び水に戻ります。このようにして、五行の生成が完成し、以下のような循環が形成されます。

  1. 一(陽木)
  2. 二(陰木)
  3. 三(陽火)
  4. 四(陰火)
  5. 五(陽土)
  6. 六(陰土)
  7. 七(陽金)
  8. 八(陰金)
  9. 九(陽水)
  10. 十(陰水)

このように先天数理が成立し、それが春夏秋冬という後天的な数理の循環と結びついています。

吉凶と姓名判断

これらの霊意を持つ数には吉凶の働きがあるとされており、姓名判断をはじめ、様々な数意の活用法が存在します。例えば、「和子」という名前の場合、「和」の字は八画、「子」の字は三画で合計十一画となります。この十一画には、創始力や支配力、向上心といった特性が含まれると考えられ、これに基づいてその人の性格や運勢が判断されるのです。

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