東洋医学講座 361

東洋医学講座 361 肺と商音

商音と肺の関係 ー音声が体に与える影響

ひごころ治療院

この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

商音と肺の関係
商音の特徴
肺系と肝系への影響

肺と商音

商は、金系の符号の一つで、五音では歯音に属します。五十音では、さ行・ざ行の「さしすせそ」、「ざじずぜぞ」が歯音に含まれます。歯音は肺を賦活し、過剰になると肺を傷つけます。経穴名では、肺経の「少商」、大腸経の「商陽」に、金経名として用いられています。

商音は金系の音

金系の音声は、音が高くてはっきり聞こえます。例えば「キンキン声」といった声です。音を記録する際にも、声によって入りやすさに違いがありますが、金系・木系の声は比較的はっきりと録音できます。

音は肝系が司っていますが、商音は肺系の働きが関与して発音されます。適切な歯音は肺系と肝系を賦活しますが、過剰な商音は肺系と肝系を剋傷することになります。

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