東洋医学講座 352

東洋医学講座 352

白色の力 とその役割ー肺と白色

ひごころ治療院

この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

白色の変化
白虎と金気
九星と晩秋

肺と白色の関係と働き

白色は変化する

色はその物体の元々の素質を示しています。古代には太陽光線は白色と考えられており、その白色が物体に吸収され、それぞれの物体の性質の違いによって異なる色として人の目に映ります。太陽光線は人や動物、植物など全てのものに同じように与えられますが、人に与えられれば人間に、動物や植物に与えられれば動物や植物の形になると考えます。

このように、黒の性質を持つものには黒色となり、赤の性質を持つものには赤色となります。つまり、白色は他の色に変化できる原色であると考えられます。四季では、白を金気に配当して「白虎」と言い、白虎の意味は金気を表しています。

九星でも、晩秋の働きを六白水星と呼び、天門としています。また、その働きを大元、大始として四季・一年の出発を示しています。色の出発も白という点で同一です。

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