東洋医学講座 340

ベージュのバラの花

肺と悲の関係 ー五行と感情の解明

この記事を読めば、東洋医学について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

五行と感情の関連性
肺気の正と不正
肺気の強弱の影響

肺と悲

は陽気が上昇し、草木をはじめとする万物が活発な動きを見せます。この動気の極端な状態が痙攣に繋がり、人間の志に当てはめると怒りとなります。

は最も熱く、全身が熱気で開け放され、精神も開放され、喜びや笑いに繋がります。

は万物を包み込み、時を得て育てる力を持っています。人間の志に当てはめると、行動を起こす前に慎重に考えることを意味します。陽思は楽観的な思考陰憂は悲観的な思考を指します。

は収縮する働きを持ち、陰気が高まり、悲しみを生じさせます

は凝固して身を守ろうとする性質を持ち、恐れから身を守ります

肺気正常に働いている状態では、収縮して体を固め、自己を守り、道義を守ろうとする働きがあり、真実に重きを置き、正義感に燃えます

肺気が正常に働いていない状態では、他人を悲しませ、征服欲を満たそうとします

肺気が強い状態では、力や権力を行使して他人を支配しようとします

肺気が弱い状態では、悲観的な考えが多く、やる気がありません

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