骨盤位(逆子)でお悩みの方へ
はり・きゅう専門 ひごころ治療院
お灸でからだポカポカ!自然な出産へ
逆子のお灸 ー逆子とは?原因と鍼灸
【目次】
1.骨盤位(逆子)って?
2.逆子改善に効果的な灸とは
3.武蔵小杉・新丸子の鍼灸院の特徴
4.施術方法と流れ
5.骨盤位(逆子)治療
6.逆子に対する鍼灸の効果と安全性
7.当院の逆子改善成功率
8.妊娠中の不調を改善する他の治療法
9.鍼灸院の選び方と来院時の注意点
10.妊婦が体を冷やしてはいけない理由
11.逆子改善のための生活習慣
骨盤位(逆子)って?
逆子は医学的には「骨盤位」といいます。逆子になる原因はいろいろ考えられますが、日常の生活動作で一番多いのは、お腹を圧迫する姿勢です。さらに、よくない原因として冷えがあります。水周りの仕事は多くの冷えを受けやすい環境にありますので要注意です。薄着やクーラーも冷えの原因です。最近はさらしをまかず、腰周りや太ももを保護していない妊婦さんが多いように思います。
身体が冷えることに無頓着な妊婦さんは、冷たい飲み物や食べ物をよく摂ります。暑い時期には、冷やし中華、冷麦、そうめん、ざるそば、ゼリーなどを常食し、氷まで食べていることがあります。妊婦さんの体が冷たいと、胎児は温かい心臓の方へ頭を向けようとします。この行動が逆子の始まりと考えられます。
新丸子・武蔵小杉で骨盤位(逆子)治療
はり・きゅう専門 ひごころ治療院
鍼灸で安産をサポート!
逆子改善に効果的な灸とは
灸の基本知識と逆子への効果
灸は、特定のツボに温熱刺激を与えることで、血行促進や筋肉の緊張緩和、自律神経の調整などの効果が期待できる伝統的な東洋医学の治療法です。逆子に対しては、お灸によって子宮周りの血流を改善し、赤ちゃんが動きやすい環境を整えることで、自然な回転を促すとされています。
灸による逆子改善のメカニズム
灸の温熱刺激は、ツボを通じて子宮や胎盤の血流を促進し、子宮内の温度を高めることで、赤ちゃんが動きやすい環境を作り出します。また、お灸にはリラックス効果もあり、母体の緊張を和らげることで、赤ちゃんが自然に回転するのを助けると考えられています。
医学的根拠と鍼灸の実績
灸による逆子改善効果については、いくつかの研究で有効性が示唆されています。特に、至陰(しいん)というツボへの刺激が、逆子改善に効果的であるという報告が多く見られます。鍼灸院では、これらの研究結果や長年の臨床経験に基づいて、逆子改善のための施術を行っています。
武蔵小杉・新丸子の鍼灸院の特徴
アクセス便利な立地と院内環境
当院は、武蔵小杉駅または新丸子駅から徒歩圏内に位置し、アクセスに便利な立地です。院内は、清潔で落ち着いた雰囲気で、リラックスして施術を受けられるよう配慮しています。
プライベートな施術空間のご紹介
当院では、患者様一人ひとりのプライバシーを尊重し、カーテンで仕切られたベッドでの施術を提供しています。周りを気にすることなく、安心して施術を受けられます。
施術方法と流れ
施術前のカウンセリングの重要性
初めての方には、施術前に丁寧なカウンセリングを行い、体調や逆子の状況などを詳しくお伺いします。その上で、一人ひとりに合わせた施術計画を立て、安心して施術を受けていただけるよう努めています。
骨盤位(逆子)治療
治療する時期に一定の条件があります。最も有効な期間は28週~32週です。胎児の状況によっては26週からでも可能です。赤ん坊は大きくなりはじめると子宮の中でくるくる回っています。逆子(骨盤位)は、25週以下では治療しても戻りやすいため、医師はあまり問題視しないことが多いです。鍼灸治療では、1回目の治療で約30%、2回目の治療で約30%、3回目~5回目の治療で約30%の矯正成功率があります。
ただし、以下の場合、逆子の矯正が困難になることがあります:
- 臍帯が長く、赤ちゃんの首に巻きついている
- 臍帯が短すぎる
- 前置胎盤
- 赤ちゃんがあぐらをかいて正面を向いている
- 胎児に重篤な病気がある
これらの状態はレントゲンや帝王切開で確認され、触診では困難です。また、冷えが強いお母さんの場合、5回の治療で取り除くことが困難です。しかし、冷えを解消し、子宮を柔軟にするために、足の小指にある「至陰」というツボにお灸を40週まで続けることが有効です。陣痛が始まったときに逆子が改善されることもあるため、諦めずに取り組むことが大切です。
赤ちゃんに一生懸命語りかけ、精一杯のことをすれば、赤ちゃんがそれに応えてくれるかもしれません。
灸施術の手順と体験談
施術では、まずお腹や足のツボに触れ、状態を確認します。その後、温かいお灸でツボを刺激し、血流を促進します。施術中は、リラックスして温かさを感じていただけるよう、声かけや体勢の調整なども行います。
施術時間と通院頻度について
施術時間は、カウンセリングを含めて約50分です。逆子の状況や体質によって異なりますが、週に1~2回のペースで数回の施術をおすすめしています。
逆子に対する鍼灸の効果と安全性
逆子を改善するためのツボ
逆子改善には、至陰(しいん)、三陰交(さんいんこう)、腎兪(じんゆ)などのツボが効果的とされています。これらのツボは、子宮や骨盤周りの血流を改善し、赤ちゃんが動きやすい状態にする効果が期待できます。
副作用やリスクを考慮した鍼灸治療
鍼灸治療は、一般的に安全な治療法ですが、妊娠中は特に注意が必要です。当院では、安全性を最優先に考え、体調や妊娠週数などを考慮しながら、適切な刺激量やツボを選んで施術を行います。
当院の逆子改善成功率
実績と口コミに基づく信頼性
当院では、多くの逆子改善の実績があり、患者様から高い評価をいただいています。口コミや体験談も参考に、安心してご来院ください。
施術を受けた患者の体験談
「逆子が治って、無事に出産できました!」「先生が優しく、安心して施術を受けられました。」など、多くの喜びの声をいただいています。
高確率を実現するための施術方針
当院では、一人ひとりの体質や逆子の状況に合わせて、最適な施術を提供しています。また、自宅でのお灸や生活習慣のアドバイスも行い、総合的なサポートを心がけています。
妊娠中の不調を改善する他の治療法
鍼灸以外の逆子改善アプローチ
逆子体操や外回転術など、鍼灸以外の逆子改善アプローチもあります。医師や助産師と相談しながら、自分に合った方法を選びましょう。
安産を目指すための総合的ケア
逆子改善だけでなく、妊娠中の体調管理や安産のためのケアも大切です。当院では、食事や運動、心のケアなど、総合的なアドバイスも行っています。
鍼灸院の選び方と来院時の注意点
信頼できる鍼灸院の見分け方
鍼灸院を選ぶ際は、実績や口コミ、料金などを参考にしましょう。また、カウンセリングで丁寧に話を聞いてくれるか、施術内容やリスクについて説明してくれるかなども確認しましょう。
来院前に確認しておくべきこと
来院前に、予約の有無や料金、持ち物などを確認しておきましょう。また、体調や妊娠週数など、伝えておきたいことがあれば、事前にメモしておくと良いでしょう。
妊婦が体を冷やしてはいけない理由
専門書をご覧になった方ならご存知かと思いますが、妊婦が体を冷やしてはいけない理由について説明いたします。
- 妊娠中毒1になりやすい
- 胎児の成長が悪くなる可能性がある
- 羊水の量が減少し、赤ちゃんが適切な環境で成長できなくなる
(これにより、胎児の安全性にも問題が生じることがあります。) - 微弱な陣痛が起こりやすくなる
- 出産に時間がかかりすぎる可能性があり、母体の体力が消耗し危険にさらされることがある
- 陣痛促進剤の使用が必要になる可能性が高まる
- 帝王切開が必要になる可能性が高くなる
- 死産のリスクが高まる
- 母乳の出が悪くなり、人工乳を使用せざるを得ないことがある
- 出産後の体力の回復に時間がかかることある
- 逆子になりやすくなる
これらの理由から、妊婦さんの体を冷やすことは避けるべきです。体を冷やして生じた症状を薬で解消することには問題があります。胎児への影響を考慮すると、鍼灸治療がお勧めされます。妊婦の健康管理は、お子さんの未来にも関わる重要な要素です。
逆子に関して言えば、体の冷えは足元から入りやすいですが、太ももやお尻、お腹が冷えると赤ちゃんは頭部が冷えすぎるのを避けるために自然とひっくり返ろうとします。これは本能的な反応と考えられます。したがって、体を冷やすことを止めないと元に戻りにくい状態になる可能性があります。
逆子を治療するための「逆子体操2」がありますが、しっかりした指導を受けられれば良いのですが、妊婦が運動することには強度や回数に抵抗があり、その効果は限定的なようです。昨今は手技による回転術も行いますが、これには熟練が必要であり、胎盤の剥離を起こさないように慎重に行われます。ただし、この技術を持っている人は今日では限られています。
当院では、手技による回転術以外に、逆子の治療には鍼灸治療が最も効果的であると考えられます。実際、鍼灸治療の有効性は医学博士の称号を持つ医師からも認められており、現代医学界でもその効果が認識されています。治療により子宮の筋肉が収縮し、胎児を通常の位置に戻す力が生じます。お母さんの自然な力を利用するため、安全性も高いです。
「気を強く持つこと」が東洋医学の根幹です。当院では多くの方に東洋医学の素晴らしさを正しく理解し、治療を受けていただきたいと考えています。
逆子改善のための生活習慣
日常生活でできる逆子対策
日常生活では、体を冷やさないように温かい服装を心がけ、バランスの取れた食事を摂りましょう。また、適度な運動やストレッチも効果的です。
姿勢やストレッチの重要性
猫背などの悪い姿勢は、子宮を圧迫し、赤ちゃんが動きにくくなる原因になります。正しい姿勢を心がけ、定期的にストレッチを行いましょう。
ストレス管理とリラックス法
ストレスは、体の緊張を高め、血流を悪くする原因になります。リラックスできる時間を作り、ストレスを解消しましょう。アロマテラピーや音楽鑑賞などもおすすめです。
これらの情報が、逆子でお悩みの方の参考になれば幸いです。
- 妊娠中毒症(Pre-eclampsia)は、妊娠中に母体が適応できない体の変化によって引き起こされる病態です。具体的には、妊娠による血管の変化や血圧の上昇が原因で、母体の臓器に損傷を与えることがあります。この病態は、通常、20週以降に発症し、高血圧、腎機能障害、体重増加などの症状が見られます。
妊娠中毒症は、母体だけでなく、胎児にも影響を与える可能性があります。例えば、胎児の成長が遅れることや、早産のリスクが高まることがあります。治療には、血圧を下げる薬の投与や、場合によっては早産を行うことが含まれます。 ↩︎ - 逆子体操のステップ
①お尻を高く上げて四つん這いになる
②両手はまっすぐ前に伸ばす
③はじめは数分から慣れてきたら15分ほど行う
④終わったら急に立ち上がらずに数分間横になる ↩︎