免疫 31

免疫 31 えらから進化した胸腺

えらから進化した胸腺 ーえらから陸上生物の免疫システムの完成へ

えらから進化した胸腺 は、生物が陸上へ進出する中で重要な役割を果たしました。T細胞の分化と成熟を担い、循環系の発達と共に外来抗原への防御を強化することで、高度な免疫システムの形成に寄与しました。その進化の歴史を詳しく解説します。

この記事を読めば、免疫について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

・胸腺の進化と役割の変化
・新たな免疫システムの形成
・循環系の発達による免疫の進化

えらから進化した胸腺

生物が約3億6000万年前に陸上へ進出する以前、免疫組織は主にえら、腸管、皮下組織、肝臓、そしてその他の外分泌腺の周囲に存在していたと言えます。しかし、陸上へ進出した後、生物の身体構造は大きく変化いたしました。えら呼吸は肺呼吸へと変わり、えらは退化しましたが、一部は生き残り、胸腺へと進化を遂げたのです。

胸腺は、えらの時代には免疫組織として抗原を捕らえる役割を十分に果たしていたものと考えられます。しかし、陸上進出とともに胸腺は新たな役割を担うようになり、T細胞の分化や成熟に重点を置き始めました。そして、進化の過程で新たに形成されたリンパ節、パイエル版、白脾臓、末梢血へと成熟したリンパ球を送り込む役割を果たすようになったのです。

さらに循環系の発達に伴い、外来抗原が体内に侵入するリスクに対抗するための進化が進み、生物は免疫システムの完成に至りました。これにより、生命がより安全に陸上で活動できる環境を手に入れることとなったのです。

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日吉 直之ひごころ治療院 院長/鍼灸学士・はり師・きゅう師(国家資格)
日本初の鍼灸大学である明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)鍼灸学部卒業、鍼灸学士。はり師・きゅう師(国家資格)、介護予防運動指導員。 2001年より鍼灸臨床に携わり、2009年に武蔵小杉・新丸子でひごころ治療院を開院。 「納得なき施術はしない」を信条に、身体の声を翻訳し、必要最小限の刺激で回復の余白をつくる施術を行っています。 新丸子駅 徒歩4分/武蔵小杉駅 徒歩10分・当日予約はお電話で。 所属学会・研究会:日本東洋医学会/公益社団法人全日本鍼灸学会/日本伝統鍼灸学会 明治国際医療大学同窓会「たには会 関東支部」役員