家相学 6

家相学 6 四季と人間の健康 ー大気と運命学の関係

四季と人間の健康 ー大気と運命学の関係

ひごころ治療院

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

人間と酸素の関係
四季と健康の関係
鬼門と裏鬼門の説明

運命学としての家相

人間と大気の関係

人間は、空気がなければ生きていることはできません。食物や水も大事な要素ですが、何といっても空気(大気)がなければ、一巻の終わりです。

その大気と人間との関係を突き止めるには、この大気中にはどのような元素があり、そして人間が生存していくためにどんな元素が必要か知っておかなければなりません。

空気中には酸素という元素があることは子供でも知っているように、酸素がなければ人間はすぐに死滅してしまいます。そのため、酸素の恩恵は計り知れないほど大きいです。

次に、その大気と四季の関係です。四季による大気状況を知り、それを上手に利用し、順応していくことが必要です。それには、天候の運行を知らなければいけません。

まず、一年を陰遁と陽遁に分けます。

陽遁とは、冬至から夏至までの間で、12月22日より翌年の6月22日までの時期、すなわち、昼が長くなっていく時期です。太陽が北極に近づいていく時期をいいます。

このことから太陽と空気の関係を分析すれば、まず四季の中で、春の大気は酸素が多量で、物事の成長にふさわしいです。それから夏の大気は、春に引き続いて酸素が多いですが、太陽光線が強すぎるため、春より酸素が希薄です。これは、夏には草木の呼吸で水中の酸素が非常に発散しますが、太陽熱のために酸素だけが上昇し、地上での酸素量が減ることに起因します。これを家相では「裏鬼門」といいます。

秋の大気は酸素が少なく、窒素が多いので、窒素性の空気といってもいいでしょう。窒素性の空気の働きには、物を凝結させる作用があります。つまり、秋の大気は、木の葉を散らし、養分を凝結させてしまいます。それでは人間はこの時どうなるのでしょうか。秋には全身の細胞組織がどんどん膨らみ、脂肪を蓄えるという凝結命令が発生します。これは来る冬に対して準備作用となります。四季によって体内の働きが違うということは、食物を意識的に配分して摂取するべきだということを教えているのです。

もし、秋に少ししかでんぷん類、脂肪類を取らずに、酸っぱいものばかり食べていれば、体の脂肪が少なくなり、冬には寒がりになって風邪をひくなど、さまざまな障害を引き起こすことになります。

冬は耐久生活をしなければいけませんし、草木も眠っているため、大気中の酸素が減少します。水中の酸素も低温のために蒸発してこないので、ますます酸素が希薄となります。この1月、2月を「鬼門月」というのは、この危険を知らせる言葉です。

裏鬼門は7月、8月を指しますが、1月、2月とともに死亡率が高いです。人間の体温に比べて外気温の高低が著しく違うことと、酸素が希薄であること、この二点が鬼門に合致します。

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