家相「水路の条件」 ー 吉相は東の清流、凶相はカーブの近接と湿気  

土地選びにおいて、川や池といった水路は景観として魅力的ですが、家相学ではその位置や状態が吉凶を大きく左右します。水は生命の源である一方、流れが滞ると腐敗し、災害をもたらす危険な要素にもなり得るからです。この記事では、家相で理想とされる「水路の条件」として、清流であることや東南の方位が望ましい理由を解説。さらに、水流による水害のリスクを避けるための具体的な対策についてもご紹介します。

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう！

今回の講義の概要

・清流が東南にあることが吉相の絶対条件 
・水流の衝突を防ぐことが重要 
・水辺の近すぎる土地は湿気で凶相化する

地勢の見方

水路の条件

川は東にあるのが理想ですが、東南にかかって流れていても良いとされます。ただし、清流であることが必要条件で、流れていない水はすぐに腐敗してしまいます。他の場合でも、東にある池は一応良いとされていますが、水が溜まっているだけの場合は、必ずしも吉相とは言えません。

しかし、いくら東だからといって、川がカーブしているところに家があるのは良くありません。この理由は、凶路の考え方を引用すれば分かるでしょう。川のカーブの内側にある家は、水流の衝突によって水害を被りやすいのです。もちろん、凶路の考え方と同じように、土地が広ければ家を奥まったところに建てれば、多少の災難を防ぐことはできます。

金銭的に余裕があれば、川に沿って樹木を植えたり、水防壁を作ったりしても良いでしょう。

いずれにしても、水辺は水気が立ち込めていて、湿気から逃れることはできないため、あまり近くにあるのは良くありません。この場合も、土地が川のどちら側にあるか、土地が高いか低いかで、その意味は大きく変わってきます。