家相学 21

家相学 21 土地を選び家を建てる条件 方位と大気 土用と鬼門

「土用と鬼門」の真実 ー 知られざる時期と方位の秘密で運気を守る

「土用の丑の日」はよく知られていますが、実は「土用」は一年に何度も訪れ、家相学では私たちの生活や心身に大きな影響を与えるとされています。

また、家相で「鬼門」といえば方位を指すことが多いですが、一日の中にも鬼門が存在することをご存知でしょうか? この記事では、知られざる四季の土用と、特定の時間帯・方位が持つ大気の特性、そしてそれらが私たちの心や体に及ぼす影響について深掘りします。これらの知識を活かし、不調を避け、運気を守るためのヒントを見つけていきましょう。

ひごころ治療院

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

土用は「大気不安定期」であり、特定の行動に注意が必要 
一日の中にも存在する「土用」と「鬼門」
土用と鬼門の時期・時間帯は心身の疲労と関連

方位と大気

四季と土用

四方位の間に18日間ずつ位置する土用は、四季の調整役を担い、大気が大きく変化する時期にあたります。すなわち、季節から季節への移行期に当たっています。

土用は空気の状態が不安定で、天と地が順調な交流をしていない時期とも言えます。

そうすると、土用は必ずしも有益な気ではないということになります。「土気旺盛な時期」などと言われることもありますが、四季の諸条件の中でも、有益なものとそうでないものとがあり、その有益でないものが旺盛な時期なのです。

こういったことから、土気は物を腐らせ、人の心も腐らせる働きをすると考えられるため、この時期には、種まき、柱立て、井戸掘り、壁塗り、築山、土いじりなどに注意が必要です。

土用と鬼門の関係

土用は合計72日間あり、それを各土用に分けるとそれぞれ18日間になります。これを十二支に分けると、辰の土用が4月17日から5月8日までで春土用、未の土用が7月20日から8月6日までで夏土用となります。一般に言われる「土用の丑の日」はこの夏土用にあたります。その他の土用があまり知られていないのは、あまり重要視されていないからですが、戌の土用は10月21日から11月7日までで秋土用となり、丑の土用は1月17日から2月3日までで冬土用となります。

以上は四季ごとの土用ですが、これをさらに1日に配当すると、だいたい午前9時前後の約37分ずつで、合計約1時間15分あります。それから、未の時間の午後3時前後を中心とした約1時間15分、その次は丑の午前3時前後を中心とした約1時間15分、これらを四季の土用と同じように分けると、午後3時のひつじさるの土用と午前9時のたつみの土用、この他2つの土用と合わせて合計4つの土用が1日を支配しています。そして、各土用もそれぞれ性格が異なります。

このうち、丑寅うしとらの土用と未申ひつじさるの土用は悪影響を及ぼす土用と考えられます。その理由は、丑寅の土用は真冬の土用に当たり、冷気が厳しく、体温も非常に消耗されるからです。これを通称、「表鬼門」と言います。(「男鬼門」と言うこともあります。)

また、未のほうの、いわゆる「ウナギの日」である土用も悪影響を及ぼします。これは、表鬼門に対して「裏鬼門」(女鬼門)と言われ、熱気が旺盛な季節で発汗が激しく、人体そのものが冷房装置の役割を果たすために、体力の消耗が激しくなります。

このように1日のうちにも、午前と午後の3時には鬼門があり、その時間は1日のうちでもっとも疲労を感じる時間帯なのです。

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