家相学 123

プリムラ・オブコニカの花

店内改装 によって売上を増した喫茶店の成功例

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう!

今回の講義の概要

店内改装によって売上を増した喫茶店の事例

【ケース3】店内改装によって売上を増した喫茶店の一例

ある学生街の喫茶店の例です。

この店は、4人×10セットの40人掛けで、客はほとんど大学生に依存しています。学校の授業が行われる間は大盛況ですが、学校が休みになると売上が半減するという場所です。

これは学生相手の商売である以上仕方がないことですが、そのかわり授業があるときは、逆に利用者が多く、来客のほとんどを収容しきれずに大半を入口で帰してしまいます。また、一日のうちでも来客の波があり、客が切れると全く暇になり、忙しいときとの差が激しいです。そこで店長は盛況である今、何とか有効に売上を伸ばしたいということでした。

家相鑑定士が改装を指南した結果、お客さんに対して悪感情を持たれない範囲内で、長くいられないように工夫することが必要でした

だいたい学生は、金はなくても暇があるので、落ち着ける雰囲気だと何時間でも座っているため、それを防止して座席をフル回転させなければいけません。そのような点から考えると、雰囲気が良いけれども長くいられず、さらに再度来店したくなるようにするのがコツでした。

具体的には、まず椅子は大きいとドッカリと腰を据えて安定してしまうので、小さく少し硬めにします。そしてさらに、椅子を高めにして、なお一層安定感を少なくします。また、椅子で安定感を失わせる一方で、床の張りと椅子の配色を赤系とグリーン系と交互に並べて、安定感の他に暖かさを感じさせ、黄系のかかったクリームを壁に使用して、安定心理を刺激し動揺させます。

天井は全体に大きな円形を型取り、浮き出し照明を入れて心を豊かにし、天井に近い高い壁に30cm幅の仕切りをつけて、そこから天井にかけて白色材を用い、天井を高く感じさせます。これにより、素直、正義感、公正、公共な心をつくらせ、後から入ってくる客に席を譲らせるような感情にさせます。

照明は壁と天井から垂れ下がる赤系と黄系のスポットを交互に並べて、活動的、意欲的な心を沸かせ、落ち着いていられない心理状態にさせます。

しかし、あまり落ち着かない状態にして、不安を過剰にさせないために、テーブル、カウンター、腰板などを黒系とこげ茶系に配色しました。

細かい点を挙げれば際限がないので、おおよそ安定感、不安感、暖かさ、公共心などを起こす配色と構造を中心に考えました。

改装後、椅子を一回り小さくして、数を増やしたことも手伝って、売上は三割増しとなり、色彩と形態が人に与える影響の大きさを再認識したと店長から報告がありました。

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