大立地条件 ② ー土地を選び家を建てる条件

ひごころ治療院

この記事を読めば、家相について理解できるかと思います。分かりやすく、丁寧に解説するので、ぜひ一緒に学びましょう！

今回の講義の概要

・四神相応の地の重要性
・災害履歴と風道の考慮
・立地条件に応じた建築法の調整

大立地条件 ②

土地を求め、家を建てる際の条件としては、「四神相応の地」にかなうことが家相の大原則となります。この原則を日本列島に当てはめてみると、次のように考えられます。

関東平野で言えば、東京をはじめとする太平洋に面した南岸は、概ね四神相応の地に該当します。川崎、小田原、水戸などの地域は、四神の好条件を備えた土地とされています。一方で、日本海側に発展しない地域が多いのは、四神相応の地が根本的に得られないためです。

地相や立地条件は、簡単に人間の力で変化させられるものではありません。しかし、未開発地に対する人々の野望や文化の影響で、時折想定外の土地に都市が生まれることがあります。

こうした土地は価格が安く、一見お買い得に見えることがあります。ただし、易を立てた際に良い結果が出ない場合が多いです。それでも易に逆らって土地を購入すると、台風が来るたびに屋根が壊されるなど、予測しがたい問題が発生することがあります。

一度震災や水害を受けた土地は、同じ災害に二度三度見舞われる可能性が高いです。土地を選ぶ際には、その地域が四神相応であるか、過去に災害があったかどうかを付近の古老や住民に聞くなど、十分な調査が必要です。

見た目には住みやすそうな土地でも、台風の際に家が吹き飛ばされる場合があります。これは、その土地が「風道」になっているためです。風道は目に見えないため、風の通り道を簡単に特定することは難しいですが、この点を確認することも重要です。

さらに、都会地、平地、山地、水辺、交通路の近く、または熱帯地や寒帯地など、それぞれの立地条件に応じて建築方法を工夫する必要があります。適切な建築方法を選ぶことで、安全で快適な住まいを実現できます。