瘀血は出せない?カッピングの真実と肩こりが治らない本当の原因【鍼灸師が解説】

瘀血は出せない?カッピングの真実と肩こりが治らない本当の原因

武蔵小杉・新丸子エリアで、最近とても増えているご相談があります。

「マッサージしてもすぐ戻る…」
「肩が重いというより“奥に詰まる感じ”がする…」

もしこの状態が続いているなら、原因は“筋肉”ではないかもしれません。

結論 ~ 瘀血は「出す」ものではありません

SNSでカッピング(吸玉)を見て、「悪い血(瘀血)を外に出したい」と思ったことはありませんか?ですが結論から言うと、瘀血は体の外に“抜く”ものではありません。

皮膚を切って血を出す「瀉血しゃけつ」は、日本では医師のみが行える医療行為です。
つまり本当に必要なのは、

悪い血を捨てること
体の中の“巡り”を回復させること

です。

瘀血とは?(シンプルに)

東洋医学でいう瘀血とは、「血の流れが渋滞している状態」です。

冷え・ストレス・疲労などによって、血液の流れがスムーズでなくなります。
例えばこんな症状はありませんか?

これはすべて「巡りが悪いサイン」です。

カッピングで血は出ているのか?

結論から言うと、出ていません。

カッピングは、カップ内を真空状態にして皮膚を吸い上げる施術です。
これによって

です。

その後はどうなるかというと、血流やリンパに乗って体内で処理されます。

痕が濃い=悪い血?

よくある誤解ですが、色=血の汚れではありません。

実際は、

という「状態の違い」です。

なぜ肩こりが治らないのか(核心)

ここが一番大事です。
肩こりが治らない理由は、原因が“筋肉ではない”からです。

マッサージは一時的に緩みますが、

この状態が続いていれば、すぐ元に戻ります。
さらに、強く揉みすぎると逆効果になることもあります。

本当の改善法は「巡りの回復」

根本改善に必要なのは、全身の循環システムを整えることです。

鍼灸では、

によって、体全体の巡りを回復させます。
また「刺絡しらく」という技術もありますが、目的は血を抜くことではなく、巡りのスイッチを入れることです。

実際に起こる変化

よく言われるのが、「肩の“奥”が軽くなった」という感覚です。
これは表面ではなく、深部の巡りが変わったサインです。

再発しないために大切なこと

施術後に重要なのは、「瘀血を作らない生活」です。

こんな方は一度ご相談ください

それは、「巡りの問題」の可能性が高いです。

新丸子駅

ご予約・ご相談について

当院では、脈・舌・お腹をもとに体質を判断し、「その人に合った巡りの整え方」を行っています。

「ずっと治らない肩こり」は、体からのサインです。 我慢し続けるのではなく、一度、ご自身の体の状態を知ってみませんか?

ひごころ治療院でお待ちしております。

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「カッピングの痕が濃く残るのが不安」「過去に他院で強い吸引を受けて痛かった」という方へ。

強い刺激で無理やり流すのではなく、身体の声を聴きながら最小限の負担で行う当院の吸玉療法への考え方は、こちらの記事をご覧ください。
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ABOUT US
日吉 直之ひごころ治療院 院長/鍼灸学士・はり師・きゅう師(国家資格)
日本初の鍼灸大学である明治鍼灸大学(現・明治国際医療大学)鍼灸学部卒業、鍼灸学士。はり師・きゅう師(国家資格)、介護予防運動指導員。 2001年より鍼灸臨床に携わり、2009年に武蔵小杉・新丸子でひごころ治療院を開院。 「納得なき施術はしない」を信条に、身体の声を翻訳し、必要最小限の刺激で回復の余白をつくる施術を行っています。 新丸子駅 徒歩4分/武蔵小杉駅 徒歩10分・当日予約はお電話で。 所属学会・研究会:日本東洋医学会/公益社団法人全日本鍼灸学会/日本伝統鍼灸学会 明治国際医療大学同窓会「たには会 関東支部」役員